三井住友カードの中でも、ナンバーレスで安全性が高い「三井住友カード(NL)」
年会費無料や日常使いの利便性に長けている点などから、初心者にも使いやすいカードであると言えます。
そこで今回は、三井住友カード(NL)について、メリットやデメリットを交えながらご紹介します。少しでも興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 三井住友カード(NL)とは?
三井住友カード(NL)は、三井住友カードが2021年2月に発行を開始した年会費永年無料のナンバーレスカードです。生活に身近なコンビニやレストランなどの利用で、ポイント最大7%還元が特徴的であると言えます。また、カードにはカード番号や署名欄が印字されておらず、個人情報の安全性が高いカードであると言えるでしょう。
【発行元】
会社名 三井住友カード株式会社
本社所在地 大阪市中央区今橋4-5-15
設立 1967年12月26日
2. 三井住友カード(NL)の基本情報
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~7% |
ポイント名 | Vポイント |
ポイント有効期限 | 獲得月より1年間 |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
電子マネー | iD・PiTaPa・WAON・Apple Pay・Google Pay |
追加カード | 家族カード:永年無料
ETCカード:年会費550円 |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15日、末日
支払日:翌月10日、26日 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円
・傷害治療費用:50万円 ・疾病治療費用:50万円 ・賠償責任:2,000万円 ・携行品損害(免責3,000円):15万円 ・救援者費用:100万円 国内:- |
ショッピング保険 | 海外:–
国内:- |
申込条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
その他 | 年間100万円(税込)以上の利用で「三井住友カード ゴールド(NL)」に年会費永年無料でアップグレード |
3. 三井住友カード(NL)の主なメリット
①対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元
対象のコンビニ・飲食店の利用時にタッチ決済(Visa・Mastercard®)で支払うと、5%ポイントが還元されます。
加えて、スマホのタッチ決済(Visa・Mastercard®)で支払うと、2%ポイントが上乗せされ、計7%ポイントが還元される仕組みになっています。
さらに家族ポイント(5%)やVポイントアッププログラム(8%)を組み合わせると、最大20%が還元される場合もあります!
②学生特典が豊富
対象カードを本会員として保有し、職業を「学生」と申告している方には、以下の特典(学生ポイント)が付与されます。
・対象のサブスクリプションサービスのお支払いで、ポイント最大+9.5%還元
・対象の携帯料金のお支払いで、ポイント最大+1.5%還元
・QRコード決済(LINE Payのチャージ&ペイ)のお支払いで、ポイント最大+2.5%還元
・分割払いの手数料が全額ポイント還元
このように、学生に特化した特典があるため、学生にもおすすめのカードであると言えるでしょう。
③Vポイントの還元や有効活用
上記で紹介した特典以外にも、様々な還元や利用手段があります。代表的なものをいくつかご紹介します。
○ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのタッチ決済で最大7%還元
→カード現物のタッチ決済(Visa・Mastercard®)で支払うと、200円につき5%ポイントが還元されます。加えて、スマホのタッチ決済(Visa・Mastercard®)で支払うと、さらに2%ポイントが上乗せされ、200円につき7%ポイント還元される仕組みになっています。
○「振込手数料」に充当
→三井住友銀行の口座を保有している方は、Vポイントを銀行の振込手数料に充てることが可能になります。
○ポイントUPモールでポイントがより貯まる
→ポイントUPモールを経由してネットショッピングをすると、通常のポイント還元に加え、最大9.5%のポイントが加算されます。
○「ココイコ!」サービスでポイント還元率アップ
→事前のエントリーで、対象店舗での利用がポイントUP、或いはキャッシュバックの特典を受けられます。
④ナンバーレスでセキュリティ面も安心
カード番号や有効期限、セキュリティーコードなどのカード情報は、Vpassアプリで簡単に確認できるようになっています。
このアプリでは、カード利用や利用限度額を超えた際の通知機能、ポイントや口座残高の確認など、管理の面でも安心であると言えます。
⑤最短10秒で即時発行
三井住友カード(NL)は、申し込みから最短10秒でデジタルカード番号の即時発行が可能です。
そのため、すぐにオンラインショッピングなどで利用することができ、急な出費や支払いの際でも、素早く対応できるという点も特徴であると言えます。
4. 三井住友カード(NL)のデメリット
①基本還元率が低い
三井住友カード(NL)の特徴の中で、還元率の高さをご紹介しましたが、基本還元率自体は0.5%と比較的低いため、対象店舗や使い方を工夫しないと高還元は望めません。
自身の利用用途と合っているかどうかを予め確認しておきましょう。
②アプリの登録が必須
三井住友カード(NL)にはカード情報が記載されていないため、必ずVpassアプリをダウンロードする必要があります。
セキュリティ面では安心ですが、カード情報をすぐに確認できない点はやや面倒であると感じるかもしれません。
③ショッピング保険が付帯されていない
ショッピング保険は、カードで購入した商品が破損や盗難などに遭った場合、補償を受けられる保険です。
三井住友カード(NL)では、複数の選択肢から好みの保険を選択できる「選べる無料保険」がありますが、その中にショッピング保険は含まれていません。
◎年会費有料の「三井住友カード」では、年間100万円までのショッピング保険が付帯されているため、ショッピング保険を重視する場合はこちらを検討してみても良いでしょう。
5. 三井住友カード(NL)をおすすめできる人
クレジットカード初心者
三井住友カード(NL)は年会費が無料であり、特典や付帯保険なども兼ね備えたカードであるため、初めてクレジットカードを持つ方におすすめです。
さらに、カード発行が容易である点も初心者には適していると言えます。
学生
学生向けの特典やサービスがあり、年会費が無料である点も含め、学生が使いやすいカードであると言えます。
クレジットカードを持ちたいと思っている学生におすすめできるカードの1つであると言えるでしょう。
コンビニや飲食店を頻繁に利用する
ポイント還元率を高くするには、対象店舗での利用が必要となります。
この対象店舗には、セブンイレブンやマクドナルド、サイゼリヤなど身近な店舗が多く含まれているため、頻繁に利用する方にはおすすめです。
6. まとめ
ここまで、三井住友カード(NL)についてご紹介してきました。
基本的なサービスが付帯されており、日常的にも使いやすく、年会費無料やナンバーレスで安全性が高い点など、クレジットカードを初めて持つ方にもおすすめできるカードであると言えます。
「どれを選べばよいか分からない!」という方は、まず三井住友カード(NL)を選んでみてはいかがでしょうか。